それから、遅くなっても寝る前には帰ってきてくれた。
その次の日は、少しゆっくりめに出勤してくれる。
朝早い時は、夕飯時には帰ってきてくれる。
あ、今日も夕飯時みたいだ。
玄関の開く音がした。
は「おかえりなさい。」
隆「ただいま。はるかもおかえり。今日はやけにおいしそうな匂いがするね。」
は「でしょ。もうあったかくなってきたからそろそろ土鍋しまおうと思って。その前に何かしたいなって思ったから今日はキムチ鍋にしたの。」
隆「お、もう分厚いコートはいらなくなってきたもんな!!着替えたら行く。」
部屋の端にあるカランコエはもう大きな蕾をたくさん付けている。
運が良ければ明日一斉に咲くかもしれない。
は(満開にならないかなー。)