カランコエの花


もう1件来ていた。

誰から?

“今日は仕事放棄してでも早めに帰るから
大人しくしてて”

隆太から。


は(心配させちゃったな。まだ、指輪のこと話せていないのに。でも、今日も話せそうにないよ…。素直になりたいのに。)


それから1時間後


いつもならはるかが帰宅する頃


ガチャッ


玄関の戸が開く音がした。


ベッドに寝転がっていたが体を起こすことにした。

廊下を勢いよく走る音がしたと思うと、

寝室の戸が勢いよく開いた。

「はるか!!」

は「隆太、苦しい。」

ベッドに座っていたはるかを勢い任せに抱きしめた。

どつかれるように抱きついてきた隆太を受け止めた。