カランコエの花



奈「…ということよ。そろそろ家でないとだめだからまたあとでね。隆太君がいろいろ用意はしてるみたいだから、今日は大人しく寝てるのよ。」


電話が切れた。

急に寂しくなる。

届いてたメッセージを眺める。


“先に家を出ます。すでに会社へは欠勤の連絡をしておきました。ゆっくり休んでください。今日はなるべく早く帰れるようにします。昨日は待っててくれてありがとう。”

返事はしなかった。

なんとなくしたくなかった。


は(熱かな。)


ベッドから這い出て体温計を探す。