課長に不思議そうな顔をされたが、沙紀先輩が耳打ちするとにやついた顔でこちらを見てくる。

そのあと、もう一度沙紀先輩が耳打ちしたとき課長の顔が怯えたような青ざめた顔になったのは見てなかったことにしよう。




奈「はるか、準備できた?」


は「うん。わざわざごめんね。」


奈「何言ってんの。いいのよ、気にしなくて。」



二人で会社を後にした。