翌日、事務所へ行くと、奈津美がすごい勢いで駆け寄ってきた。

奈「はるか、大丈夫だった!?」


昨日の話を説明すると、満足そうに口角を上げている。


奈「なんだ、解決した上にラブラブしちゃって。」

沙「ほんとよ。夫婦同等みたいな雰囲気醸し出している割にはいちゃいちゃしてるのね。少し安心したわ、よかったわね。」

いつの間にか先輩が近くにいた。

奈「そのままもっと発展すればいいのに。まだまだ、発展途上よね。」


は「今はまだ大丈夫らしいけど、これから忙しくなるみたいだし無理よ。」


沙「別に結婚式をするわけでも披露宴をするわけでもなく、プロポーズして婚約するだけなのにそんなに時間気にするの?こんなこと言ったら夢を壊すけど、プロポーズなんて数分で終わるものよ。」