は「離れたいんだけど…。」
隆「ダメ、離さない。」
なぜだろう、変に意識してしまう。
こんなの久しぶりだ。
鼓動が大きくなる。
隆「あ…。」
気づいたのだろうか。
急に恥ずかしくなって隆太の腕をほどこうとする。
隆「離れない。さっきからダメって言ってるだろ、はるか。そんなことしても無駄だから。あと、ありがとう。
ごめん、珍しくこんなこと言ってくれたのに返事せずに無視したみたいになっちゃってて。」
は「別に気にしてないし。」
隆「なわけ。今日の夕飯、俺の嫌いなブロッコリーを入れたシチューまで作って。
ごめん、傷つけたよな。
でも、言い訳してもいい?」
は「なによ。」
隆「はるかから返信きてたのは知ってるんだ。で、それ見ようと思って開いた瞬間、先輩に呼ばれてすぐ閉じてしまったんだ。
開いた後だったから既読になってて、返事してないことに気づかなかったんだ。」
は「うん。」
隆「納得いかなさそうだね。
ねぇ、はるか。」


