カランコエの花


そんなあたしに構わず、隆太は立ち上がったあたしを包み込んだ。

シャンプーの匂いがする。


濡れた髪が当たって少しくすぐったい。

はるかより13㎝位大きい隆太。

隆太の腕と胸の中は落ち着くし、心地いい、なんというかすごく心があったかくなる。


隆「はるか、俺なんかした?」

隆太は結構自分のことに疎いタイプだ。


今日はこの辺にしとこう。

ケンカに発展するのだけは避けたい。


は「ケータイ…。」


隆「ケータイ?」


隆太にされるがまま二人でソファに座った。


隆太はあたしを膝の上に乗せ、片手で包み込んだまま、もう一方の手でケータイをいじる。