はーい、皆さ~ん!!
遂にやって来ましたよ~!この時間が!
なかなか機会が見つからないから困ったものだよ。
皆説得するのもちょっと手こずったし。
取り敢えず『悪魔にサプライズ』作戦決行だっ!!
「りょー、おはようっ!」
「……おー。はよ。」
まだ眠そうな目をしているりょーに笑顔で話しかける。
今日は一日ワクワクして過ごせそう!
早くりょーの反応が見たいなぁ...!
「……何?」
「え?」
ジーっとりょーを見つめていたら、眠いのか目を擦りながら怪訝な顔をしてくる。
「な、何でもないよ!」
「……ふーん。」
そう言ってりょーは反対側を向いてしまった。
危なかったー!!ばれそうだったよね!?
ヤバイよ。気を付けないと……っ!
確かにワクワクしてるし、楽しみだけどバレたら全く意味が無くなっちゃうからね。