そして、放課後。

俺は、清水と一緒に帰った。


清水の家と俺の家(芽生の家)は割と近いみたいで

清水の家に帰る途中に俺の家があるらしい。

そして、家の近くに行くと


二人の男女がいた。


誰だよ。


「ありがとう。柊真、送ってくれて。」

芽生だ。
そして、柊真……あいつだ。

最近、芽生と一緒にいるやつ……。


なんなんだよ、付き合ってんのかよ。


「おう、じゃーな」

そう言って、芽生の頭をポンポンとして、帰っていった。

は?触んなよ。

なんなんだよ、。


そして、芽生は俺らに気付かず家の中に入っていった。


はぁ。



「大丈夫?今岡くん……?」
と、隣にいる清水が、覗き込むように俺を見てくる。


「あぁ。別に。」


「私、今岡くんのことが好きだよ。」


あっ。

まあ、なんとなく分かってたけどさ。


「ごめん、俺、お前とは付き合えねぇ。」


「でもっ、私諦めないから。」



あぁ。

だんだんめんどくなってきたなぁ。