羅忌side

青龍に馴染んできたある放課後



私はぼーっとしていると


♪♪〜


着信?だれから?


桜か


ピッ


羅忌『なんだ?』


桜『羅忌!あのっ・・・あ・・・やめっ・・・ボカっ、ドカッ』


羅忌『桜?なにがあった?桜!』


桜『やめて!!!!!!』


ブチッ!プーップーップーッ


羅忌『桜!』


チッ!くそ!


私は桜を探し回った


そして見つけた中庭だ


桜が横たわっている


羅忌「桜!意識あるか?」


桜「う・・・ん。・・・だぃ・・・じょ・・・ぶ」


大丈夫じゃねーだろ、これ


アザが、沢山


桜「もう・・・ね・・・むぃ」


羅忌「桜、寝るな」


桜は目を瞑った


羅忌「終わらすからちょっと待ってな桜」


私は桜を寝かせ


桜を殴っていた女どもを睨む


羅忌「おい、お前らなにしてんだよ」


羅忌「お前ら許さねーよ?」


微量の殺気を出す


女1「ひぃぃぃ」


羅忌「怖いか?でもな、桜はもっと怖かったよ?多分、だれにもいえなかったんだろーな」


女2「だって、この女がいけないのよ!青龍の皆さんと仲良くして!」


自分勝手だな


羅忌「へぇ、じゃぁさ同じ事されたい?」


女3「え?」


羅忌「桜がされていた事と同じことされたい?」


女1「いっいや!」


まだ、殺気しか出してないのにこの怖がりよう


隼人「おい!」


青龍が来た、丁度いい桜を保健室へ運んでもらおう


隼人「どーゆーことだ!なんで桜が」


隼人「羅忌答えろ」


羅忌『あぁ実はな、女1「麗加さんがいじめてたの!」は?』


私が喋ろうとしたら、この女に遮られた


てか、何言ってんだよいじめてたのはお前らだろーが


羅忌「は?お前らなにいって」


女2「そーよ!星野さんをいじめてて、私達必死に止めたのに」


羅忌「お前らいいかげんに・・・女3「だけど、やめてくれなくて」」


また、遮られた


彼方「ほんとーか?」


は?何言ってんだ?


青龍を見るとこちらを疑うような目をしていた


羅忌「どー見ても違うだろ」


羅忌「やってない」


綾人「じゃーこれはなんなんだよ!!!」


って言われてもやってないし


優「いじめてたのかよ!桜を」


うけるんだけど、こいつ仲間を信じねーで、この女共を信じるのか笑笑


蓮「・・・」


何も言わねーな



羅忌「やってないって言ってんだろ?」


隼人「お前、サイテーだな」


は?聞いてた?コイツ


隼人「姫降りろ」


何ひとつ意見を言わしてもらえなかった。


なるほど、よーくこの族が分かった、こんな所の姫すぐ降りてやるよ


いたくもねーよこんな所


少しでも信じてみようと思ったのが馬鹿だった


羅忌「降りてやるよ、こんなとこ」


ドカッ


綾人に殴られる、痛くはないけど


綾人「二度と近づくな!」


近づいてきたのはそっちなのにな笑


優「そのヅラ見せるな」


彼方「出ていけ!」


隼人「出てけ」


蓮「・・・」


やっぱ蓮は何も言わないな


ま、いい


私は立ち去った


青龍、少しだけ心を許したのにな


馬鹿だったよ


もう人なんて













信じない