薔薇に願いを込めて

ドンドンォンドン

「あっ、花火!」

パッと押さえられていた手の中から、

つい出てしまった。

「今日は我慢しないって決めたから」

そうボソッというと、優しく手を繋いでくれた。

最初は、普通につないでいたけれど、

最後のメインの花火が上がるのと同時に、恋人繋ぎをした。

青春っこういうののことをいうのかな、

なんて考えながら、幸せなこの時間を噛み締めた