クジラとごはんを食べた猫

ネモはクジラを見送ることにしました。


クジラが「泉に浮かべてくれ」と頼むので、そのとおりにしてやりました。
さぁ、お別れのときです。


「いいなぁ。僕は海を見るのが夢なんだ」


「じゃあ、いつか海に会いにきてよ。僕も会いにくるよ」


「でも、どこにあるか知らないよ」


「大丈夫だよ、ネモ。君のおうちの泉と、僕のおうちの海はつながっているんだ」


「本当に?」


「本当だとも」