二度目の春まで、後二ヶ月ある。


けど、私はもうダメだ。


薄れゆく意識の中見えたのはーー


泣いてる柊だった。




柊、泣かないでーー


柊のせいじゃない…………こうなったのは、柊のせいじゃないーーー



「柊…また、会いに来るからね」



約束した。



私は死んでも、あなたに会いに来るからね。



あなたが気づくその前まで。


私に、気づく前に。

私に、"夢"を見させてーーーもう一度。。