優馬side


棗の部屋に入って、
寝ている棗を見つめる。

んでもって添い寝〜


「俺がいない間よく頑張ったな」

頭を撫でると
少し嬉しそうな顔をする棗


どんな夢見てるんだろうな。


棗「れい…」

れい?誰だそれ?

俺がいない間に棗を狙う男が増えたのはわかってる。きらや鴻とかな。

でもレイは知らない。


誰だ。


知らない奴の名前を出され急に焦る。

それとも聞き間違え?女の可能性もあるよな


鈴のとこへ行こう



ガチャッ


鈴「思ったより早かったなw」

千「それ笑笑」

「レイって誰だ」

鈴「え??」

「棗に関わったやつで、
名前がレイってやつはいるか??」

ル「学校ではいないと思うよ」

学校じゃない?
棗はバイトとかしてないだろ?

鈴「…まさか」

「何かわかったか?」

鈴の頭の回転は早い
特に棗のことに関しては

鈴「夢燐。いや、でもいない」


なんで夢燐?


だいと別れた時
俺のものにするって決めたのに。

どうして、次に出る名前が知らない奴の名前なんだ。

鈴「それで、優馬先輩、
レイって人がどうしたんですか?」

「いや、棗がレイって寝言を言ったから」

ル「まじ?それって心許してるよね!?」

言わないでくれ。

千「そんな人できたんだー」

やめろ

鈴「まあ、どうだろうね。」

鈴は俺の気持ちを汲み取って
気を使ってくれた

鈴「優馬先輩、
仮眠室使ってください」


ああ。ありがと

頭を冷やしたかったんだ。


ーーー

ーーーーー