昼食も取り、お腹も落ち着く時間になっただろう

そんな2時前はこれから婿を決定に大きく関わるといえる舞の準備でバタバタしている

わらわは舞を舞う舞台を見下げる所に座布団と肘掛などが準備されている場所へ

それが3つ用意されてあり普段は正面から見て左の方に行くのだが、今回はわらわが主役という事で真ん中に座る

舞う順番は昼食後にくじ引きされ御琴家→紫羽家→茶月家→灰崎家→赤城家→黒峰家となった

この舞はそれぞれの作った曲に合わせてわらわへの歌を歌う

妖が憑いてる事もありその時の力は響いて来る物がある

よりいっそうわらわとその舞の相性が良い者が婿に選ばれる

ついでに言うとわらわの家は表では古風の財閥としての会社もあるが、裏では皆の占いをしている

その占いする際に妖の力を使うのだが、力がある程正確なモノが見える

その力を貸してもらうのが舞を踊ってもらうことだ

もう一つ言うことがあるなら、占ってもらうものはそれなりのモノを出してもらわなければならない

それが基準に満たなければ占われないという事になる