「晃…………」




「俺、華恋が好きだ!!



俺弱いし、まだまだだけど、華恋のことなら誰よりも知ってる。」



うん、私も。誰よりも晃を知ってる。



幼馴染みだもん。



「誰にも負けたくないし、誰にも渡したくない‼

返事今じゃなくていいから、考えておいて」



そう言い晃は輪から離れてく。

私はそんな晃の後ろ姿をずっと見ていた。