「ごめん、好きだから無理」



あっさり返された言葉。





翼が俺に言った言葉。



真面目な顔で見る翼の目は、まじで緩む。


その時ーーーー


「ンッ……旬ーーくん、翼くんッッ」

寝ていた華恋が、目を覚ました。



二人を交互に見る華恋。


不安げに、揺れてる。