「ちょ、ちょっと待ってください。重刑罪……?」少女は眉尻を下げて首をひねった。「叔父さんが……」 「そうだ。我々は奴を捕らえに来たのだ」 奴は今どこにいるんだ。 軍服の男が少女に詰め寄ると、少女は顔を青くしてかぶりを振った。 ……まさか。叔父さんが、そんなことをするはずがない。 「何かの間違いではありませんか?重刑罪なんて、そんな……」 少女の反応に、軍服の男の眉間のシワが深まる。瞳に剣呑な光をたたえて、男は口を開いた。