「まだ久我くんのことよくは分からないけど、まずは性格がカッコいい！
久我くんは優しいもん。まだ友達になって日が浅いけど、あたしわかるよ！
あと顔ね……」
※ちょっとお待ち下さい。
「あとそれと……「もういいから！！」
「……あ」
あたしまた熱弁を……。
どんだけ熱く語るのよ！
あー恥ずかしい！！
また久我くんどん引きしちゃうよ……。
「内容が結構盛ってる気がするけど
……ありがとう。嬉しかった」
「それなら良かった！」
どん引きじゃなくて良かった……。
久我くんは呆れながらも笑ってくれた。
「……っ」
久我くん笑ってくれた……。
胸が締めつけられて、息が詰まる。
恋をしたら、
こんなにもドキドキするんだ……。
