イケボ男子に恋をしました。



二次元を全力で好きになると理想が高くなるのは無理もない。


だから好きな人なんで3次元で出来るわけがなくて、あたしは半分諦めているところもある。


……ってそんなの考えるどころじゃない!



「早く行かなきゃっ!!」



まだ家の中だよ……!


急いで制服を着て、スクバとスマホとイヤホンを取って玄関に行く。



「行ってきまーす!」


「彩葉! ご飯食べなさいよ!」


「そんな暇ないんだよ!」



ママのご飯を食べたいけど時間がない。



「じゃあ、これでも咥えて行ってきなさい!」


「え、なにを、んうぐぐぅ……」



無理矢理食パンを咥えられて上手く喋れないんですけど!



「ひっへひまーふ(行ってきまーす)」


「気をつけて〜」