イケボ男子に恋をしました。



「うーん、確かに似てる。でも、あんたの方が若干低いわよ」


「全く同じこと言われた」



清家さんは前の体育祭で姉さんと軽く話しただけだけど、思考回路が実は似ていたりして……。



「なるほどね。これは女子向けのゲームだから、その知り合いって女の子でしょ?」


「うん、まあそうだけど」



彼女とは言ってないし、女子と話すことだって俺にもあるし。


そこは否定はしないでいいや。



「え、誰々!? 恭弥に彼女ができるチャンスだわ……!」



いや、実はもう彼女。


なんてことは一生言いたくなくて。



「ただの同い年なだけだって!
あと恋愛事で毎回口うるさいのもどうにかして」



「ふーん。
恭弥が必死にそう言うだなんてますます怪し〜」



「もしかして彼女出来たりして」という姉さんの言葉に俺は思わず咳込んでしまった。


ヤバイ。何あからさまに反応してんだよ俺。


これは流石にバレる……!