プロローグが終わって分岐選択となった。
もちろん俺はレオ君を選んだ。
でも、恋を覗くというところが気になってそこを先に読み始めた。
これはお試し読み、みたいな感覚だよな。
ヒロインはバスケをしている時の輝く笑顔と試合が勝ったのにも関わらず切ない顔をするふたつの顔をするレオ君が気になって。
いつの間に恋をしたようだ。
『だけどそこに待ってるのは……
「俺はアイツのためにバスケをしているだけだ。
本当の俺はちっぽけなんだ」
辛い試練だらけだった。
それを乗り越えた先には___
「やっぱりお前はすごいよ。
俺をどこまでも強くさせる」
「あー、すっげー好きだ。
やっぱお前はこうでなくちゃな!」
誰より甘い君が待っているだろう……』
……え。
彩葉はいつもこんなヤバい(低音で囁く)声を聞いてるの?