星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

「心春、柴木君。練習再開するよ。」

聖也先輩がピロティに入ってきた。

「風丘さんに聞いたらここだって。
って、心春!?どうしたの!?」

「ちょっと…あれが…」

私は何とか声を振り絞って言う。
聖也先輩と椿先輩にはあのことは言ってある。

「柴木君、練習行ってて。
心春は俺が保健室に連れてくから。」

一馬は聖也先輩に言われて、私の頭をぽんぽんと軽く叩き立ち上がった。

一馬の背中が見えなくなって聖也先輩が私の近くに座る。

「大丈夫か?」

「はい…
いつ… もは月1であ…ったんですけど
先月なく… ていつもよ… り重くて
久々な… のもあって…
もう… ムリで… す…」

私が項垂れると背中を擦ってくれた。

「立てるか?」

私はその言葉に首を横に振ることしか出来ずにいた。
聖也先輩は私をひょいと抱き上げた。

「先輩っ!?」

私は荒い息のまま言う。