星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

心春Side

椿先輩が家に遊びにきた日から1週間。

椿先輩は休部を止めて、部活に出るようになった。

部活も椿先輩がいるだけで活気がついてみんなの顔にも明るさが戻った。
私はただただ安堵の気持ちで一杯だった。

あの日、椿先輩はあれからも凄く楽しそうで、紅蘭と星蘭とも楽しそうに遊んでくれた。

少しはキズを癒せたかな、と期待していたが本当に部活に来てくれて嬉しかったと同時に安心した。

部活だけではなく、朝の部室にも来るようになった。


何もかもが元通りになった私の生活。
ただひとつだけこの1週間で大きな大きな変化が起きたのだ。

私に…


好きな人が出来たのだ。

私にとって初恋だった。
この甘くて少し酸っぱいこの気持ちを
私は初めて経験したのだ。