星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

「こはるん…その髪って」

あすりんは私の手元のものを見て呟く。

「あ、うん。
私、学校では髪、隠してるから。」

私は指で毛先を遊ばせる。

「そっか…だから私は『嘘』
そのものって言ってたんだ。
…こはるんも私と同じなんだ。」

「え?」

私は彼女の口から発せられた言葉に驚きが隠せなかった。

「私も藤嶋飛鳥として活動してる時と
普段過ごしてる時と家での私…
3人の飛鳥がいるから。」

私は少し驚いた。

「普段過ごしてる時の
飛鳥は私の素そのもの。
家での飛鳥はこういなければ
ならないっていう飛鳥。
藤嶋飛鳥は私の理想とする飛鳥。

かといってキャラを作ってはないし
多重人格でもない。
どれも本当の飛鳥だから。」

彼女は指を折って数える。