星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

椿Side

私は聖也が好きだ。
中学に入ったときに知り合ってお互い競いながら過ごしてきた。

いつしか私は彼に恋をした。
その姿はいつも見てきた。

だからアイツがモテることも知っている。
アイツが私のことをどうとも思っていないことも。

そして私たちが高校に上がった去年。
彼女が現れたんだ。
私は彼女の姿を見て異変に気付いた。

透き通る様に白い肌、日本人離れした通った鼻筋。

そしてどこか闇を持つような深い青を含むの瞳。

彼女は何かを隠している。
その答えはわりと直ぐにわかった。

彼女のもう1つの顔を私と聖也は目撃してしまった。
けれど私たちを拒絶することはなかった。