星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

「別に心春だったのが残念だってことじゃないの。ただ「好きな人に慰められたいってことですよね。」

私は椿先輩の言葉に被せて言う。

「わかってるんだ。」

二人はお似合いだと思う。
二人ともカッコよくて綺麗で。

男女両キャプテン二人、こんなにお似合いな人たちがある訳がない。

ちくっ

胸の奥が痛む気がした。

「すいませんっ!」

私は耐えられなくなって走り出す。
さっききた階段を全力で駆け降りる。

私の両目からは自然と涙がこぼれる。