星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

メールにはあすりんからの着信が。
新しいシングルの話。
でも最後には“こはるんが
元気じゃない気がして心配になった”
って書かれていた。

―私の憧れの人。
 彼女の歌にどれだけ助けられたか。
 今はいい相談相手。
 もう彼女なしの私は考えられない。

「碧、まあ諦めなって。
あんたも“本当に愛せる人”
早く見つけなよ。」

椿先輩が大笑いしながら碧兄の肩を押す。
碧兄はより不満そうになる。

―信頼する先輩。
 何かあるとすぐ頼ってしまう。
 私はあのキラキラした姿を
 あの大きすぎる背中を
 追いかけてこのまでこれた。
 私をも助けるのも椿先輩が一番
 頑張ってくれたみたい…
 何があっても私は先輩についていく。