星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

私は桐島に負けてなんかない。勝ったんだ…!


私は聖也さんの家の車の中で4ヶ月分の“衝動”が“ケモノ”となって私に襲いかかり、私自身を支配したこと。

そして私の手首を切り、3階から飛び降りたこと。

そして今日の脱出する時のこと…

全てを洗いざらい隠さず話した。

「痛かったろ?」

「えぇ、死ぬほど。
でももう大丈夫です。
使われてた点滴も栄養補給用だったんで。」

私はそう言って手首の包帯をほどいた。
まだ傷口が痛々しい。