星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

そのまま庭を走り、塀の前にたった。

「ざっと見て2メートル半かな?

ごめん。
碧兄、私最近3メートル
登れるようになったの。」

私はそう言って屈伸をして、肩を回してボストンバッグを持ち上げる。

そして思いっきりジャンプして塀の上に投げた。

そしてリュックサックを背負って手のひらに息を吹き掛けた。

そして塀の隙間に手をかけて登った。

左手首が傷んだけれど30秒ほどで一番上まで辿り着いた。

私が塀の上に腰かけてボストンバッグを膝においた。

流石に飛び降りるには膝を痛めそうで私は足をかける場所を探した。

「心春…!?」

下から声がした。
見なくてもわかる、私の…

大好きな人!

「聖也さん!」

「そんな所、危ないでしょ。」

聖也さんは私の座っているところを見て慌てながら言った。