星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

けれど小4になったとき、男子が私をちやほやするようになった。

それと比例して女子からの扱いもよくなっていった。

その頃、クラスで誕生花が流行ったんだ。

「心春ちゃんの誕生花は…彼岸花…」

本を見ていたその子は戸惑いながらそう呟いた。

「まあそんなこともあるよ!」

「そうだよ!別に誕生花が全てってわけじゃないし!」

不吉な花だと知っていたみんなは私をそう慰める。

私の誕生日、9月20日の誕生花はあの真っ赤な彼岸花。
持ち帰ると火事になる、不幸になると言われる彼岸花。

みんなはそのことをわかっているから私を慰めようと必死なんだ。

私はそんなことよりみんなの輪の中に入れていることの嬉しさが勝った。