星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

私は部屋へと戻り、窓から雪を見ていた。

みんな元気にしてるかな?

私は窓の外を遠い目で見る。
真っ白な世界の先にある景色を臨む。

この景色の先に私はみんなの表情を想像する。

その時だった…

ドクン…

体の奥底から何かが沸き起こってくる。

あぁ、ついにきた。

そう心で呟く。
どれだけの力が眠っているのだろうか?
私は少し怖くなった。

ドクン…

けれどここは桐島の家。
自分の部屋といえど、いつ人がくるかわからない。

私は懸命に抑えようとした。

ドクン…

その体の中の音が聞こえたとき、私の中の何か恐ろしい“ケモノ”のようなものが私を支配する。

4ヶ月ぶりの“衝動”はここまで大きなものなんだ。
私は私でありながらも私でなくなっていた。