星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

「ちょっと待って!
今、行ったらダメ。

今、私と心春の兄貴で計画をたててる。
心春はあんたの家の買収が完全になくなってから私を助けてほしい、そうメモを残した。

前に言ったけどうちの家は財閥。
だからうちの力で桐島は潰す。

それから心春に手紙で計画を送る。
ここまでは昨日終わらせた。
最後に心春自身が抜け出す。

それと…昨日から心春が来てない。」

俺は最後の言葉を聞いて急に不安になってきた。

「俺は心春を不幸にしておいてなんで余裕かましたてたんだよ!?」

ぱちんっ!

そう乾いた音がした。

「えっ…?」

「あの子は手紙の中に“聖也さんに愛してるってどうか幸せになって笑っていて、と伝えて下さい。”

そう最後に書いていた。
あんたに出来ることは戻ってきた心春を本気で愛することもう2度と離さないことしかない。

心春の思いを無駄にすることだけは私は絶対に…許さない。」