星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

朝、俺は学校に着いて、階段を上りきり廊下を歩いていた。

「梅本先輩。」

突然、そう声をかけられた。

声のした方を見ると心春の同輩である柴木君が立っていた。

「おはよう、どうしたの?」

「ちょっと話したいことが。」

柴木君の目は真っ暗で光かなかった。

「いいよ、ちょっと待ってて。
荷物だけ置いて来るから。」

俺はそう言って教室に入る。
自分の席に荷物を置いて、来ていたジャケットを脱いでイスの背もたれにかけた。

「おまたせ、どんな用件?」

「心春のことなんですけど。」

彼の口から発せられた言葉は予想外で俺は思わず目を見開く。

「場所、変えよっか。」

俺らは朝ご飯を食べる人で賑わうカフェテリアをぬけピロティに出る。