星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

結局、冬公演は大きな問題が起きることなく順調に進み、予定通り終わった。

夏公演も文化祭公演も椿が倒れたのもあり、無事に終わったことが凄く嬉しかった。

心春のソロ曲も凄く好評で、終わったときの心春コールは凄かった。
点数3位から総合1位になった心春はやはり流石の人気ぶりだった。

俺たちは客席からの人が減った後に幕を下ろしたステージの内側に集まっていた。

「えっと、何もなく終わって良かったです。
最高の舞台だったと思います。
相変わらずお客さんも盛り上がってたし、みんなも凄く楽しそうに踊れてたと思います。

じゃあ、椿。次どうぞ。」

部長の相良がそう言って椿を見る。

「えっと、夏公演と文化祭公演では色々やらかしてすいませんでした。
あの時は本当に自分が踊るのも許されないような気がしていたんですけど、何とか踊れて、無事成功させられました。
みんなのおかげです、ありがとう。」

そう言って椿は頭を下げた。