「心春。」
俺はそこにいた心春に声をかけた。
「何ですか、聖也先輩?」
「お前今、手振ってだろ?」
俺は特に意味もなしに言ってみる。
「あ、ごめんなさい。」
「いや、責めてない。
最前列の人のボードみてやったんだろ?」
最前列に心春の名前が書かれたボードを掲げている高校生を見かけた。
そこには“手、振って!”って書かれていたのを俺も見ていた。
心春でなければ応えてはくれないだろう。
みんなそれほど余裕はない。
ただ振りをこなすことだけが精一杯なんだが、そんな要望まで応えられるのは心春だけだ。
ここまでくると90%アイドルだ。
俺はそこにいた心春に声をかけた。
「何ですか、聖也先輩?」
「お前今、手振ってだろ?」
俺は特に意味もなしに言ってみる。
「あ、ごめんなさい。」
「いや、責めてない。
最前列の人のボードみてやったんだろ?」
最前列に心春の名前が書かれたボードを掲げている高校生を見かけた。
そこには“手、振って!”って書かれていたのを俺も見ていた。
心春でなければ応えてはくれないだろう。
みんなそれほど余裕はない。
ただ振りをこなすことだけが精一杯なんだが、そんな要望まで応えられるのは心春だけだ。
ここまでくると90%アイドルだ。



