星の降る夜、僕は君に嘘をつく。

私は冷蔵庫のサンドウィッチを食べて、お風呂に入り髪を乾かした。
それから準備をするといつも紅蘭と星蘭を起こす20分ほど前になった。

私は家を出て近く前の知り合いの店を訪れる。
私はきゅっと言わせながら、自転車を商店の前に止めた。

「おばあちゃん、いる?」

私は閉められたシャッターに向けて言う。
しばらくすると裏から一人の老女が出てきた。

「おぉ、心春ちゃんかぁ。
どうしたんだい、こんな時間に?」

その人はそう言った。

「おばあちゃん。人にお礼がしたくて、出来れば今日渡したいからきたんだけど、何かお煎餅か何かの詰め合わせとかある?」

私はおばあちゃんにお願いした。

「どんな人だい?」

「私の先輩の家族になんだけど…」

私は椿先輩の家族を想像した。

「あぁ、なら丁度いいのがあるよ。
ちょっと待っててね~」

そう言って店の奥に消えていった。

「これとかどうだい?
この前、数量限定で入荷したやつだよ。
フルーツジャムが4つ入ってるよ。」