「どうだった?」
「ご飯食べて来ただけ。」
「な~んだ。」
「な~んだってなによ。」
「オタクくん、押し倒してきたりしなかったんだ。」
「は?ある分けないないでしょう。
居酒屋でご飯食べてバスセンターまで送ったの。」
どーも妹ほのかの発想には着いていけない。
「家まで送らなかったの?」
「何で女の私が送んなきゃなんないの?」
「イケメンなんでしょ?」
「あのねえ~・・・」
そこへ妹の携帯に電話が入った。
「あっ、新くん?」
新くんか・・・
じゃあ長くなるな・・・
「うん、そうそう、でね、みのりちゃんってば、
例の支店長とラブラブで食事して来たんだよ。」
私は関係ないでしょ?
だいたいラブラブで食事って・・・
「うん、どうかなあ?
ねえ、みのりちゃん支店長と付き合いだしたんだっけ?」
「は?」
何でほのかと新くんの話題が私なの・・・
「付き合ってませんから。今後も予定はありません!」
人の話しで盛り上がるなって!
もう、お風呂入って寝ようっと・・・。