好きって言えよ、バカ。




「だから言ってんだよ。ほらお前のスマホ貸せ」



「やだねー。蓮だって保存してんじゃないの?」



「お前には関係ない」



「ふん、図星じゃん」



え、そうなの?



蓮くんまで保存してるの?



「嘘でしょ?」



「……悪いかよ」



……本当なんだ。



「きっと雅も葵もしてるんじゃないかなー?」



そっか、3人ともに遼くんから写真送られてきているんだもんね。



「しないはずがないでしょ。みんな絃ちゃんのことだいすきだし。まぁ、渡さないけどっ」



追い打ちをかけてそんなことを言われて、平然としていられるはずもなく、頬が赤く染まってしまう。



その後は、


「こいつの言葉に赤くなってんじゃねーよ」


なんて言われて蓮くんに頭をぐしゃぐしゃにされ、助けを求めた瞳はニヤニヤしてるし……



結局いじられるだけいじられて、昼休みが終わった。