好きって言えよ、バカ。




「とぼけないでくれる?心当たりくらいあるでしょう?」



真ん中に立つ、リーダー格の私より背が高い女の子に迫られる。



心当たり?



何について、そんなことを……



「これ、昨日の話でしょ?忘れたなんて言わせないわよ」



そう言って差し出されたのは、その子のスマホ。



その画面に映っていたのは、昨日行った公園のカフェでご飯を食べながら笑い合っている私と遼くんの姿。



街中からは離れていたし、広い公園だし誰かに見られていたなんて思ってもいなかった。



前にもこんなことあったのに……



危機感が全然足りなかった。



こうなることだって、予想できたのに。