好きって言えよ、バカ。




「ここじゃ人が多くて恥ずかしいから、ついてきてくれる?」



人が多いところだと恥ずかしい話ってなんだろう……



告白、とかっ!?



いや、私も3人組の子たちも女だし、それはないか。



向かっているのは、教室とは真逆で美術室とか図書室とかたまーにしか使われない北階段の下。



こんなところにまで来て話す話って……



なんだかドキドキと緊張してくる。



「えーっと、どうしたの?」



「どうしたのって、随分と余裕じゃない」



「……えっ?」



可愛らしい3人組という印象を受けたその子たちはどこへ行ったのだか、目の前にいる3人は似ても似つかないほど、私のことを睨みつけている。



突然取り巻く雰囲気が変わって、ついていけていない私。



随分と余裕って、一体なんのこと?