「あ!あのアイス屋さん美味しそう!」
「行列だね!人気みたい」
「ねぇ、あの雲ハートっぽくない?」
「ほんとだ!可愛いっ」
バスに揺られること30分くらい。
時間にすると結構乗っていたように思うけど、終始遼くんが喋りかけてくれていて、あっという間だった。
まだ目的地にすら着いていないのに、いつの間にか楽しんでいる私がいた。
「……公園?」
着いたのは街からは離れた自然たっぷりの公園。
遼くんの事だから、ゲームセンターとかカラオケとかそういうところに行きそうなイメージだったから、意外。
「そう、嫌だった?」
「ううん、全然!ただ、ちょっと意外で……」
「あー、俺チャラチャラしてるもんね?自分で言うのも何だけど!自覚はあるよ?」
自分でわかってやってるんだ……
あはは、と私は苦笑い。



