それと同時に、ドアがあいた。


「わぶっ」


…痛そう。ちょっと同情する。



「ご、ごめん唯人!まさかいるとは思わなくて…」




「瑠偉!そんなことより、どこ行ってたんだよ?」



「ちょ、朔哉そんなことよりって…」


確かに、どこに行ってたのかは気になるけど。


とりあえず、唯人に氷でも…




「…美嘉と、あの公園にいた」


その言葉にピクッと反応してしまう。