「蒼空ちゃん、眠いの?」



「んー…ちょっと」


「じゃあ寝な?なんなら俺の膝枕で」



「蒼空、唯人に近づくとエロ菌がうつるよ」


冬真が唯人を冷めた目で見る。


確かに、うつりそう。



「ちょっと2人とも、そんな目で見ないで」



目元を両手で塞ぐ唯人。



「唯人…、どんまい」


そう言って肩に手をぽんとおくサク。



あ、トドメさした。



拗ねてか、ドアの方に向かう唯人。