そんなことを考えてると、総長室のドアが開いた。


「蒼空、起きたんだ。おはよ〜」


「お、おはよ、…る、いさん」


そう言うと吹き出す唯人。


「な、なに?」


「瑠偉さんって!急に…んんん!」


あたしがせっかく彼女さんがいるからって気を使ったのに、危うくそれが崩れるところだった。


彼女でもない女がこんなとこにいて瑠偉!なんて呼んでたらいい気はしないだろうし。


「どうしたの?蒼空。唯人危ないよ」


瑠偉に言われ、唯人の口元に当てた手を離した。