「蒼空ー!」


そう言って抱きしめてくる冬真。


冬真はなんだか弟みたい。同い年だけど。


「ほんとに、来てくれてありがとう!でなきゃ今頃どうなってたか…」


あたしが来たことによって、助かった人がいたみたい。


「ううん、あたしこそ…迷惑かけます」



「もー、蒼空ってば。迷惑じゃないって!」


瑠偉はそう言ってくれる。