「あれ?二人ってもしかして知り合い?」


「うん。この無自覚天然ポメラニアンとは幼馴染」

そう言ってあたしの頭をポンポンとしてくるサク。


その手をあたしはぺしっと払いのける。


「手癖が悪いな〜もう」


「やめろ!バカサク!」


「あはは!キャンキャン吠えるなって〜」



「あのー…ラブラブしてる時にごめんね?蒼空、怪我の手当しよ?」