満月の存在。

零「バカ言うな。俺達だってここ特定するには1日ぐらいかかる。」

涼「で、そこの君誰かな~?」


涼は冷たい目で幸を上から下まで品定めするように見た。

幸は呆気に取られている様子で口が閉じない。


幸「…っ…あぁ……、俺は、幸。」

『さっき知り合った。』

零「そうか。
……だが何故ここに?」

『先に。ピエロが帰ってくる時間は?』

杏理「今から2時間は帰ってこれないはずだよ~♪仕事勝手に入れちゃったぁ♪」

『えらいえらい。
幸、君が一番知ってるんじゃないの?』


幸「……俺が知ってるのは、
満月の存在の中で感情を表に出したヤツの感情を消す順番待ちの場所?
逃げないようにこうやって鉄格子で覆われてるんだろ。

ここじゃ異力も使えねぇし、抵抗もできねぇ。
……お前らは違うみたいだけど?」

涼「え~、ここの重圧重くなかったからね~。」

杏理「ね~♪
君ぃ、天神でしょぉ?弱いのも仕方ないかぁ♪」

零「杏理、挑発するのはやめろ。
お前も来るか。」

翡翠「あら、かのん達じゃないの。」


雫「……こ…な所……で、…な……に……してる……の?」

鎌を持って現れたのは別行動を取る
雫と翡翠。


……何故ここに。

杏理「それこっちのセリフだよぉっ!!

なんでここにいるの~?!」

幸「……ここの番人だろ?」

番人?

翡翠「えぇ、そうよ。一年前から私達は満月の存在の罪人の面倒を見ているの。

会える機会もここ一年なかったでしょう?話す事も無かったから、言えなかったの。教えてあげられなくてごめんなさいね。」

……そうなんだ。

『……いや、別にいい。

ふーん、私達が罪人、ねぇ。
色々と解釈が違うようだけど、まぁいいわ。』