フトッ、目を覚ますと隣にいた姫が、いない。
風呂場にも、トイレにも……
嫌な予感がする。
トゥル…トゥル…トゥル。。
嫌な機械音が響く。
知らない番号からだった。
俺は躊躇わずスマホを耳に当てた。
「(新藤 海だな。
お姫様は預かった。俺は新の義理の兄、青龍の総長・曽我 京だ。)」
曽我 京!!
黒幕の声。
「(姫に手を出したら、殺す)」
腹の底から声を出す。
「(俺が手を出すんじゃねーよ、新はお姫様を気に入ってる。
新が、何するかなんて俺は知らない)」
なんだと!?
「(明日、9時に青龍の倉庫に来い)」
「(待てるかアホ。手を出されたら堪らない)」
「(お前は新を信用出来ないのか?)」
「…………」
何故にすぐ、頷けない。
そんな、自分が嫌になる。
風呂場にも、トイレにも……
嫌な予感がする。
トゥル…トゥル…トゥル。。
嫌な機械音が響く。
知らない番号からだった。
俺は躊躇わずスマホを耳に当てた。
「(新藤 海だな。
お姫様は預かった。俺は新の義理の兄、青龍の総長・曽我 京だ。)」
曽我 京!!
黒幕の声。
「(姫に手を出したら、殺す)」
腹の底から声を出す。
「(俺が手を出すんじゃねーよ、新はお姫様を気に入ってる。
新が、何するかなんて俺は知らない)」
なんだと!?
「(明日、9時に青龍の倉庫に来い)」
「(待てるかアホ。手を出されたら堪らない)」
「(お前は新を信用出来ないのか?)」
「…………」
何故にすぐ、頷けない。
そんな、自分が嫌になる。



