僕に礼を言うとそのままのペースで銀楼に声をかける。 壱条さんは先輩。 誘われれば断るわけにはいかないのが上下関係。 壱条さんは店を変えてくださるみたいです。 ありがたい話ではありますが、売り上げが伸びませんねぇ。 「雫石さん。頼むな」 『心得ております』 大きく笑って出ていった壱条さんと銀楼の皆さん。 さて。 今晩からは寝れなさそうですね。